理事長挨拶

 はいたい。ぐす~よ~ちゅううがなびら。                              令和6年度の定期総会に於いて、理事長に就任いたしました下地イツ子と申します。

本会は平成2年に沖縄県立高等学校PTA連合会により「安全互助会」として設立され、平成25年度より(一社)沖縄県高等学校安全振興会へと名称が変更し、法人として現在まで共済事業を実施しています。本会の共済制度は、会員が一定の会費(掛金)を出し合い共有の財産を準備し、ケガなどの災害が発生した場合には、共済金を給付する相互扶助の精神により成り立つ制度です。

本会の目的は、沖縄県の高等学校及び特別支援学校高等部生徒の健康増進及び、安全教育の充実を図るとともに生徒、保護者、PTA役員ならびに学校職員等の災害について必要な給付を行い、教育活動及びPTA活動の円滑な展開に資することとしています。

生徒の「学校管理下」における災害には日本スポーツ振興センターが給付を行いますが、本会の共済制度はそれを補う形で保護者(PTA)の負担を軽減するとともに、同センターの給付対象とならない「PTAの管理下」における生徒やPTA会員の災害にも共済金を給付する制度を設けており、災害時の経済的負担の軽減や学校生活やPTA活動の充実のための一助ともなるものと思います。
また、本会では安全や健康に関する普及啓発や研究助成などの関連事業を実施しており、災害を未然に防ぐための様々な取組も進めています。

今年度は給付内容の見直し等についての検討も行いながら引き続き、健全な運営に努めこれからも会員の皆さまと一緒に生徒たちの健全な成長に少しでも寄与できるよう役員一同努めて参ります。

皆様方には、本会の諸事業の趣旨について十分なご理解をいただき、(ゆいまーる)相互扶助の精神のもと、生徒たちの健やかな成長とPTA活動の充実のために本会をご活用下さいますようお願いいたします。

令和6年5月吉日

一般社団法人 沖縄県高等学校安全振興会
理事長 下地 イツ子